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町民のすべて

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下川町民が挑戦へそっと歩き出している記事をまとめています。
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#移住

花を通じて人を元気にしたい | しもかわ人名鑑

今回は下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただく、しもかわ人名鑑。今月は下川の野花などを使ったリースの販売や、ワークショップの企画・運営、また福祉の分野にも活動を広げる伊東千佳さんです。 (取材日:2023年2月) 大自然に囲まれて暮らしたい 6年ほど前、それまで勤めていた仕事を辞めて時間ができたので、ニセコのリゾートバイトをしました。その時、空が広くて、大自然に囲まれて暮らせる北海道に、いつか移住したいと思いました。 でも移住のイメージが湧ききらず、地元

なんだか寿命が伸びた気がするよ|しもかわ人名鑑

下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただくコーナー。 今月は仕事で関わっていた下川町に移住し、木材を活かした面白いことを企む西川哲次さんです。(取材日:2022年7月) せっかくだから好きなことをしよう 実家が名寄で、100年以上続く仕出しと鮮魚の店なのさ。 でも大学進学から家を出て。就職も東京の木材流通の会社で、僕は木材の目利きや価格交渉などを担当してたのさ。 その後、起業したり大失敗したり、波瀾万丈な人生の中で、木材関係の講習会で森の生活の麻生さんと出

-30℃でサウナをやりたくて、サウナを作っちゃった話

こんにちは。かなりあついです。 「サウナ作りたいよー!」と言いはじめ約2年。 やっと形になりました! 今回は、北海道の下川町へ移住に至った経緯と完成したサウナについて書きたいと思います。 なんで移住したの?私はもともと移住をかんがえていたわけではありません。 それがたまたま、名前も知らなかった北海道の小さな町「下川町」と出会いました。 『-30℃の中でサウナをやりたい』 やりたくなってしまったので住んでみることにしました。 このあたりは移住促進サイトSMOUTのインタビュー

\まちがまるごと博物館/ しもかわ森林文化ミュージアム くらしごと博覧会

こちらではご無沙汰していました。わがまち下川もご多分に漏れず人材不足でして、それをなんとかしようという事業の担当になって半年。 ようやく取っ掛かりができてきたので、お披露目のイベントです。 下川ってチャレンジを応援する気風があって、起業型の人たちがメディアでよく紹介されているのですが、いやいやどうして、勤め人の方々も多彩で面白い。 今回は5人の方々に仕事と暮らし=くらしごとをご紹介いただきます。 合わせて「森林文化ミュージアム」とは何ぞや? ということも特設サイトの紹

やりたいことを全力で応援してくれる下川は人付き合いもバランスのいい距離感|しもかわ人名鑑

今回は下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただく、しもかわ人名鑑。今月は都会を離れて、学生時代から興味をもっていた下川町に、昨年秋に移住してきた大松直矢さんです。 (取材日:2022年3月) 通勤時間片道2時間から5分で変わった暮らし方昨年10月から観光協会で働き始めて5ヶ月、移住前とは全然違う生活をしています。 以前は北海道内で一番救急車を受け入れる札幌の病院に勤めていて、本当にハードでしたね。 遠い場所だと片道2時間の旭川や日高まで救急車に乗って迎えに

96歳現役農家!工夫を重ねて暮らし続ける|しもかわ人名鑑

今回は下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただく、しもかわ人名鑑。今月は下川で一番長く現役を続ける96歳農家の岩見正光さんです。(取材日:2021年12月) 戦後持っていた農地を全て売って、下川へ移住 63年前、下川に土地を買ったことをきっかけに移住したのさ。  郡上で学校を卒業後、16歳から稲作や畑作をしていてね。畑ができない冬場は造林の仕事やお菓子工場なんかにも働きに出たりしていたんだよ。18歳の時に戦争が始まって、そのときは愛知県で戦闘機のエンシ

下川町役場からSDGsで世界に革命を起こしたい|しもかわ人名鑑

下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただきます。今月は下川町役場からSDGsで世界に革命を起こそうと活躍する清水瞳さんをご紹介します。(取材日:2021年9月) 下川を知ったきっかけはSDGs 大学時代はSDGsの研究をしていて、テーマはFSC認証やMSC認証などの認証制度について。認証制度とSDGsの関連性や貢献度、課題をSDGsの観点で評価していました。 下川ってSDGs界隈ですごく注目されていたので、ずっと憧れていたんです。ある時に下川でSDGsに取り