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いつもの森が宝の森に!?春のお宝スタンプラリー!【キッズスクール】

春まだ浅いみくわの森。NPO法人森の生活のスタッフの方を講師に迎え、プログラムがスタートしました!

こんにちは、キッズスクールコーディネーターの平間美海です。

下川町の子どもたちは、未就学児・小学校・中学校・商業高校と一貫して森林環境教育を受けています。この森はその森林環境教育でもよく使用する、いわば勝手知ったる森。

よく考えると「幼馴染みのような森」ですが、悪く考えると「いつも使っていて代わり映えのない森」であるのも確か。
さあ、これいかに面白くするか、たくさん考えた末、スタンプラリー要素を組み込んでみました。

森の中でスタンプポイントの植物を探して見つけて台紙に貼ります。
自ら探し当て台紙に貼っていくことで、
達成感とコレクション感・さらには手触りや匂いもゆっくり堪能できます!

「見つけた!」

豆知識もたっぷり。
クマザサってどういう意味?熊がいるほど奥深いところに生えているから、模様が歌舞伎の隈取りに似ているから…いろんな説があることがわかりました。

ネコヤナギは世界ではイヌって呼ばれている時もあるよ!このふわふわが出てくる時期は…

ヤマナラシは、葉っぱがサラサラ鳴って山を鳴らすように見えるから「山鳴らし」なんだよ!
春早いこの時期はヤマナラシはまだ大木ではなく、幼木です。
ちょっと見つける難易度は高かったかも!?

ハリギリって知ってる?
幼木の時はとんがっていて歳を取っていくとだんだん丸くなっていくんだ。

カラマツの松ぼっくり、地面を見てみて!
見つけたかな?「森のエビフライ」

幼虫がちょっとずつ食べた跡。こんな形になるんだ〜!

「葉っぱってこんなにすべすべしてるんだ」
「うわ!変な匂い!」
「これ、僕知ってるよ!」
いろんな楽しそうな声が飛び交います。

スタンプラリー方式は斬新だったようで、「また同じようなのをやるなら絶対参加したい!」と言っている子も!運営としては嬉しい限りです!事前にたくさん準備をしたかいがありました!

知ってる森の、新しい森歩き、楽しんでもらえたかな?

シリーズ「アウトドア」

※こちらの活動は北海道新聞にも掲載されました!

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