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町民チャレンジを応援する「森の寺子屋」。今までと違うスタイルで2020年にも開催!

 はじめまして、下川町の佐藤将平です。今回は私が記事を書かせていただきます。私は普段は役場の政策推進課という部署で主に広報のお仕事をしています。札幌出身で、3年前に下川町に移住してきました。

 それまでは、実は一度も下川町に行ったことがなくて、下川町生活が3年目に差しかかる今でも、まだまだわからないことだらけです。毎日が新しいことの発見で、とても楽しく過ごしています。

 さて、今回私がご紹介したいのは、以前の記事でご紹介した「森の寺子屋」についてです。
 2018年からスタートし、今年で3年目を迎える「森の寺子屋」。
前回しもかわまちづくりノートにて、今までと、これからの「森の寺子屋」の取り組みについて、ご紹介しました。

 今年から、私も運営に携わらせていただくことになりましたが、たくさんの方々に、もっと「森の寺子屋」について知っていただきたいという思いもあり、今回は、2020年に実施する「森の寺子屋」の方針と内容について、ご紹介させていただきたいと思います。

チャレンジの種を育てる場
~過去の参加者にヒアリングを行いました~

 過去、「森の寺子屋」にご参加いただいた町内の12人のプレイヤーの皆さんに、オンラインでヒアリングを行いました。

うかがったのは
① 過去の寺子屋に参加してどうだったか
② その後のご自身の事業やアイディアはどのように進んでいるか
③ 今後寺子屋の運営側から欲しいフォローはあるか
という、3点です。
 このヒアリングを通して、「どうすると町内の方々にとってよりよい場になるのか」、を改めて考えてみることにしました。

 過去の参加者のみなさんからは、
・「新しいつながりができてよかった」
・「はじめは考えが固まっていない状態だったけど他の参加者と進めていくうちに自分のやりたいことが明確になった」
・「みんなで進んでいくという一体感を得ることができてよかった」
などなど、前向きな感想をいただきました。

 みなさんのご意見を聞いていると「森の寺子屋」の魅力は
「チャレンジの“種”を育てる」ということにあるのだと感じました。
「なにか挑戦したいけど、一歩がふみだせない」という状態を「種」と例えるのであれば、それを応援し「育てる」ことが「森の寺子屋」の役割です。はじめの一歩をふみだすことって難しいですよね。私自身も何かしたいなと思っても、なかなか一歩をふみだせなくて口だけ達者なことがよくあります(笑)。
 「森の寺子屋」は、その「一歩」を踏み出す応援を、全力でおこないます。

誰もが参加しやすい寺子屋でありたい

 ヒアリングをおこなう中で、こんなご意見もいただきました。
「なにかチャレンジしてみたいけど、考えが全然固まっていないしちゃんとやっていけるか不安」
「そもそも何をやっているのか分からない。知りたいけど見学に行っていいのか分からない」
「事業とか大規模なことではなくてもいいの?」
「参加する敷居が高そう」。

 こんなご意見から分かることは、町民のみなさんにとって「森の寺子屋」が、まだまだ何をやっているプロジェクトなのか伝わっていないということと、気軽に参加しづらい場だと感じさせてしまっていることです。
お答えします。結論から言うと・・・・


どなたでも参加できます!

 
 具体的なアイデアがなくても大歓迎です。「森の寺子屋」はチャレンジの“種”から“芽”が出る過程を応援・伴走する場です。たとえやりたいことが明確ではなくても「好きなことを追求したい人を応援したい」、「どんな地域課題があるのか気になる」という方でもご参加を歓迎します。

 「森の寺子屋」は、ご自身のやりたいことの輪郭を明らかにするきっかけになればと考えています。

 そして、みなさんのチャレンジを、

必ずしも「仕事」や「事業」にしなくてもいい と私たちは考えています。

 事業化はあくまで手段のひとつであって、目的ではありません。参加してくださる方々のやりたいことを、よりよいものにするためにみんなで意見を出し合ったり助け合ったりする場こそが「森の寺子屋」だと私たちは考えています。

 私自身も最初は「森の寺子屋」について実はよくわかっていなくて、「森の寺子屋」は閉鎖的な雰囲気があって、どこか「堅い」場所なのかなと勝手な先入観をいだいていました。

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 こちら、寺子屋参加者間でのアイデアのブレストの場です。
 みなさん笑顔にあふれていてすごく楽しそうです!

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 こちら寺子屋参加者間での勉強会の場です。ときには、ゲストをお呼びして、それぞれのやりたいことを実現するヒントとなる学びの勉強会が行われます。

 参加さているのは、移住して間もない方、下川町に長く住んでいる地元の方など、いろんな立場の方々。一緒に楽しく、そして真剣にお互いのやりたいことをブラッシュアップしています。年齢や職業も、バラバラ。

 「閉鎖的で堅い」という、私がはじめに抱いていたイメージとは全く逆でしたね。お恥ずかしい(笑)。

「森の寺子屋2020」スタートします!

 「森の寺子屋2020」では、場の方向性をもう少し整えて、新たな形で進めていければと思っています。
「森の寺子屋2020」ではみなさんのチャレンジを応援するという基本姿勢は変えず、
チャレンジを
「好きなことを追求する」、「地域がかかえる課題を解決する」
という二つのカテゴリに絞って、みなさんのチャレンジの最初の一歩を応援する場として運営していきます。

ではなにをしていくのか・・・・
 現在、たくさんの方々に参加していただけるよう運営陣で話し合って、よりよい方法を模索しています。 

 みなさんがチャレンジャーであるように私たちもチャレンジャーです。

 みなさんのチャレンジをしっかり応援できるようみなさんと一緒によりよい方法を考えていければ幸いです。
 みなさんにも町内の方に、ご意見をいただいたり知恵をお借りすることがあるかもしれません。その時はご協力いただければ幸いです。
 どうぞよろしくお願いします。

「森の寺子屋」の説明会も開催!

 お申込みいただく方のご都合に合わせた日時で、「森の寺子屋」の説明会を開催します!
電話、ファックス、メールなどご都合のよい方法でお申し込みください。

開催日時 7月6日(月) ~ 7月10日(金) 
場所・時間はご連絡いただいた方と調整させていただきます。
受付期間 7月10日(金)まで


「森の寺子屋」の雰囲気や、過去どのようなことをおこなったのか、ご自身で考えているアイディアなど些細なことでも構いませんので、少しでも「森の寺子屋」が気になるという方は、ぜひお気軽にご連絡ください! お待ちしております。

【お問合せ先】
下川町役場 政策推進課 担当:和田
TEL 01655-4-2511(内線231)  FAX 01655-4-2517
メール k.wada@town.shimokawa.hokkaido.jp

オンライン説明会を開催しました。

 7月6日(月)の説明会に先立って、7月1日に「森の寺子屋2020」のオンライン説明会を行いました。

「森の寺子屋」とはどのような場なのか、そして「森の寺子屋2020」ではどのようなことを行っていくのか、についてご説明しました。

動画配信も行っていますので、以下ご視聴いただければ幸いです。

▼こちら説明資料です。

今後も森の寺子屋の進捗についてみなさんにもお伝えできればと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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