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北海道下川町役場公式で町民参加型note「しもかわまちづくりノート」はじめます

「しもかわまちづくりノート」編集部の和田です。

このたび、北海道下川町役場公式としてnoteのマガジン「しもかわまちづくりノート」を始めることにいたしました。

どうして、下川町がnoteを始めようと思ったのか……?

記念すべきnote1本目は、その理由を書きたいと思います。

北海道の下川町は、旭山動物園がある旭川市から北に100キロほどに位置しています。

東京都23区とほぼ同じ面積で町の約9割が森林、林業・林産業、農業が盛んな町です。冬はマイナス30度にもなり、スキージャンプのレジェンドこと葛西紀明選手の出身地であり、スキージャンプのオリンピック選手を6人も輩出している人口3,200人の町です。

(下川町の市街地は、こんな感じ。)

下川町が町として開拓されて約100年。

その間、大きな人口減少や地域のいち産業であった鉱山の休山、JRの廃線など幾度となく町のピンチを経験してきてきました。

背水の陣になるたび、町内に住んでいる方々が知恵を振り絞り、行動して危機を脱出してきた結果、今の下川町があります。

数々の危機は、町民の“寛容性”と“チャレンジ精神”のDNAを育んできました。 そのため、下川町ではたくさんの方々が、日夜新しいチャレンジやおもしろい取組を進めています。

(町民のやりたいことを応援する「森の寺子屋」)

(「森の寺子屋」からたくさんの取組がはじまりました)

「森の寺子屋」をはじめ、たくさんのオモシロイ取組が進んでいますが、それをすべて拾って発信することは難しい……。

そこで、noteを使えないかなと思い、今にいたるわけです。

noteを活用することで、下川町のお祭りやイベントの参加レポート、住民で行っているまちづくり活動の裏話などの記事を書いてもらったりしたら、おもしろいなと。

ゆくゆくは町民の方が、noteアカウントを作って自分の目線で町の取組や町で起こっていることを記事にして、発信してもらえると楽しいなって思ったのが発端です。

もちろん、下川町が取り組んでいるまちづくりの裏話や苦労話、進めている事業の進捗とか、1年ごとの変化とか、そういった内容も発信していけたらなと思っています。

「でも、それって町の人が自分でアカウント取得してやればよくない?」

って、思う方もいるかもしれません。

最終的にはそれで良いのですが、最初の一歩ってなかなか難しいんですよね。

特に、下川町ではnoteやウェブサービスに触れる機会が多くはありません。

けれどnoteのマガジンなら「興味はあるけど自分でやるのはちょっと……」という方にも、発信の場を提供できると考えました。

なので、最初の助走部分を、町がサポートするという姿勢です。

そうすることによって、初めの一歩が踏み出しやすくなりますし、下川町公式記事としてピックアップやフォローすることで少しでも多くの方に見ていただけると、書き手もやる気がみなぎっていくのでは……!という妄想です。

町には、漫画を描いている方もいれば、動画を撮ってらっしゃる方もいます。

そういった方もnoteを使って発信してもらい、それを町の公式として認定すれば町のコンテンツになるわけであって、それをどんどん進めていけば、いつの間にか下川町の魅力的な広報になっている!というわけです。

これからnoteをフル活用し、下川のまちのこと、住んでいる人たちの思いやチャレンジなどなど発信していきたいと考えています。

よろしくお願いします!

運営していく中で変わっていくことも多々ありますが、その際はこの所信表明を変更していきます。