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言葉や歴史に隠された暗号を解読せよ!本格謎解き!(制作秘話もあります!)

下川町で1年ぶり・久しぶりの公民館講座は、大人から子どもまでみんなで楽しめる謎解き!その当日の様子とちょっぴり製作秘話をお伝えします!

こんにちはキッズスクールコーディネーターの平間美海です。

チラシ(QRコードは受付終了しています)

さる、11月28日(日)に、久しぶりの公民館講座が行われました!
今回はキッズスクールコーディネーターの私、平間発案でキッズスクールと一般町民を巻き込んだコラボプログラムをやりたい!というところから始動!

キッズスクールと公民館講座の合同イベント?という形で実現しました!

公民館全館を使用した本格謎解き。
テーマは「下川町の文化や北海道の歴史、全国の方言」
学問的な知識ではなく下川町民老若男女みんな楽しめるものを!と考えました。

申し込み総数は30組、88名!(倍率はなんと1.3倍!)
小さな町にしてはかなり大人気です!

当落発表は郵送で行いました!

当選者に発送したチケット風案内状
チャーリーとチョコレート工場のウォンカファクトリーへの招待状もチケット型でした。
それをイメージしてワクワク感を演出しました!

どうせやるなら本気で!どうせやるならテーマパークみたいな演出を!と
様々な方のご協力を得て、できる範囲・そして、使える施設や設備はぜーんぶ使ってワクワクできる仕掛けをたくさん作りました!

1.当日の様子


まずはルールガイダンス!
大ホールのブザーが鳴って映像で豪華な説明動画です!
解答用紙。書込みがいっぱい!
この場所の謎はみんな見つけるのに苦労していました
難しいなぁ
わかった??
和室の暗号。なんじゃらほい?
二人で参加して、じっくり考える…
チーム別の密にも注意して問題や手がかりは離して掲示しました
意外と見つからなかった、公民館入ってすぐの手がかり。
周りと一体化しすぎてる?
親子で意見を出し合いながら考えます
クリアしました!
記念にパチリ!
大人が本気で考えます!
親子で「こうかも?」「こうじゃない?」
一人参加のお兄さん。玄人の風格…!
合言葉を言えばブラックライトを貸してもらえます
おじいちゃんと参加。どこかで見た気がするけどなぁ…。
全員本気で考えます!
大人は答えが分からなくても逆算(笑)
子どもたちのピュアなヒラメキの方が速いことも!

謎解館の暗号はどのように作られたのでしょうか?
平間視点・フジさん視点より、制作秘話をご紹介。

2.制作秘話…?

2.1 前日準備

和室のなぞ
和室の謎は1時間ほどかけて作ります!設営に一番時間のかかる謎!
頑張るぞ〜!前日17時頃まで準備しました!

地域おこし協力隊のアベさんや若手職員さんの力も借りて、みんなで準備しました!

2.2 平間の場合

今年の6月頃、平間は言いました。
「キッズスクールって小学生だけのクローズすぎる。もっとみんなに知って欲しい!なんならみんなに参加して欲しい!キッズスクールの対象年齢の子と保護者や近所のお兄さんお姉さん、おじいさんおばあさん、みーんなでできるプログラム作っていいですか?」

やろうやろう!という雰囲気で前向きに始まったプロジェクト。
キッズスクールの枠を飛び越えて、それならコロナ禍で昨年全くできなかった公民館講座としてやっちゃおう!という話になりました。

町民の中に謎解きを作れる人がいると小耳に挟んで、いざアポ!
謎解き制作に通じた藤原さん(通称:フジさん)、
「面白そう〜!」とすぐにノってくださり、製作がスタートしました。

平間的には、「下川町民がもっと下川町のことを知るべきだ!そして、全国の方言などを合わせたら自分の地域が愛おしくなるかも!さらに、学問的な知識でなければ、小さな子どもがどこかで聞き齧っていて知っている・または、お年寄りなど年の功で知っているなど、誰にでもフラットな謎解きになるのではないか!?」という思いがあり、それをテーマに。

テストプレイを9月ごろに行ったところ、めっちゃいい感じ〜〜〜!
伝えたい真意、ドンピシャな最終解答になる謎解きで最高すぎます!
ありがとう!フジさん!

そのテストプレイの時、平間はまたヒラメキました。
「せっかく大ホールも含む全館贅沢に使えるのだから、ちゃんと芝居仕立てにしてワクワクする仕掛けを作ろう!」と。

そういや、私、動画も作れるし、録音もできるし、曲も作れたな…と思い出したので、ルール説明動画をワクワクの導入にすることとしました!
BGMも完全書き下ろし!
こんなにフリー音源が溢れる世の中でフリー音源ではありません(笑)
こういう重要な無駄にパワー全注入しています(笑)

曲作り中の様子
自分で作れると動画の流れぴったりに作れるからいいですね!
盛り上がるところは盛り上がる!落ち着くところは落ち着く、ができます!

その後、その動画に色を添えてくれるナレーターさんに、これまた町民のアスカさん、動画をでっかく流すための機材を貸してくださった地域おこし協力隊のアベさん。
アベさんにはご自身の映画プロジェクトで予告も流していただき、チラシも配らせていただきました。
いろんなお力をお借りし、集結し、あんなに本格的な導入部分を作り上げることができました!
ご協力いただいた皆様本当にありがとうござました!

やはり最初は肝心!
つかみでワクワクして、謎解きへ期待度は上がってくれましたか!?
上がってくださったならクリエイター冥利に尽きます…!
その後、本編もそのワクワク感そのままに楽しんでくださっていれば幸いです!

謎解きの中でも、こうした導入にしても、せっかく公民館全館使うのです。
普段は使わない設備や、そういやここにこんなものあったな〜という施設を目一杯使い、公民館をも知ってもらおう!という魂胆です。
余すところなく使いました!下川町を知るテーマの中に「公民館ってこんなところもあったんだ!」という発見気づきがあればとても嬉しいです!

悔やまれるのは、コロナ禍のせいもあり町内外皆様もれなく楽しんでいただくことができなかったこと。
来年こそはまた違ったテーマで?違った場所で?もしくはリベンジ開催も!?町内外巻き込んだ楽しいプログラムを作れるようになればいいなと願っています!

2.3 フジさんの場合

作問中のマル秘ノート(リベンジ開催の可能性もあるのでぼかしをかけています)
こんなふうに考えるんだ!

今回の「謎解館の暗号」は、何よりも楽しみながら日本や下川の歴史・文化・言葉、公民館の部屋や設備を知ってもらえるよう考えました。実は今回の暗号と解読表も実際に忍者が使っていた「忍びいろは」というものです。
 また、和田さん・平間さんと打合せをして、謎解きを通して歴史や文化などを学ぶ意味について無意識にでも考えてもらえたらいいなと思って最後の二つの答えを決めました。
 謎解き制作で苦労する点はいつも同じで、参加者の皆さんが、自分たちで解けた!または、あと少しでわかったはずなのに悔しい!と思えるギリギリの難易度にすることです。簡単過ぎても難し過ぎてもつまらない。その境目は人によっても違います。ちょうどいい問題と手がかりに各参加者の閃きが合わさった時に生まれる気持ちを個人やチームで楽しんでもらえるようあーでもないこーでもないと繰り返し微調整しています。解けても解けなくても楽しい時間になっていれば幸いです。

フジさんより

3.アンケートより少し抜粋

謎解館の暗号はクリア後に電子アンケートを任意でお願いしています。
続々お声が届いていますので、その一部を少しご紹介。

子どもと一緒に参加しました!謎も簡単すぎず、難しすぎず楽しめました!

謎解きは苦手なのでクリアできるか不安でしたが、なんとかクリアできてよかったです。答えにたどり着くまでの過程を楽しめました!

高校生一人で参加しました。難易度は簡単すぎず、難しすぎずでよかった。謎を探すために歩き回って公民館の中を知れたのがよかった。

ヒントがたくさんあったので子どもたちでも解けてよかった!景品も喜んでいました!

普段ちゃんと見たことがなかった展示や入ったことのない部屋に入り公民館の全貌を知れてよかった。スキージャンプの展示もあまりちゃんと見たことなかったので改めて見に来ようと思った。

子どもだけで解くのは難しいかなと思いました。大人がいたので、協力して解くことができました。

雪が中途半端で外遊びができないこの時期にピッタリだった!映像や音楽も本格的で世界観に引き込まれわくわくした!参加費を払うレベルだった。参加費を払ってもいいからまたやってほしい!

皆様、貴重なご意見ありがとうございます!
大人にはテーマの真意も伝わり、子どもたちも楽しんでくれた様子で、とてもうれしい限りです!

4.最後に

今回謎解きに参加していただいた方へ
任意でアンケートを引き続き。
好評であれば今後の活動の参考にさせていだきますので、
是非、ご協力のほどよろしくお願いします。



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