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下川町年表

下川町の歩み、挑戦を一挙大公開します。その都度加筆していきますので、お楽しみに~!

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こんにちは、下川町の清水です。”しもかわって最近なにしてるの?”という質問が多かったので、お答えすべく、下川町年表をつくりました!下川町の流れの変化も見ていて面白いので、是非ご覧ください。

英語版の年表はこちらから!

開拓

●岐阜団体、高鷲村/現、郡上市から25戸が入植(1901年4月)

●下川郵便局開設、この頃から下川町の木材流送が始まる(1906年3月26日)

●砂金ブームで、下川の各沢が発掘される(1906年)

●名寄出張所御料下川分担区設置(1907年)

●林野局として一の橋に34haのドイツトウヒを植林(1917年)

●町内初の木工場開設(1918年)

●下川木工場を株式に組織替え、ハネ材による火力発電所開設、余力を市街点燈に供給する(1919年3月16日)

●名寄まで鉄道が開通し、下川・上名寄の両駅開設(1919年10月20日)

●上興部まで鉄道が開通し、一の橋駅開設(1920年10月25日)

●名寄町から分村し、「下川村」誕生(1924年1月1日)

●上名寄にサケ・マス孵化場設置(1926年11月9日)

●三井珊瑠鉱業所開設(1926年11月)

●名寄~下川間のバス開通(1931年5月)

●下川~三井鉱山間にバス開通(1935年)

●下川村に映画館、昭栄座ができる(1935年)

●下川村・町制を施行する(1949年12月1日)

●製麺工場ができる(1950年)

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下川イズム生成期

●国有林1,221haを払い下げ(1953年)

●台風15号(洞爺丸台風)被害で7,349haの倒木(1954年)

●一の橋の山火事で213戸が全焼(1956年)

●下川市街地の大火で121戸が全焼(1957年)

●国税調査で人口が最大の15,555人、3,210世帯になる(1960年)

●木材の輸入が完全自由化になる(1964年)

●冷害に3年連続で見舞われ、農家経営はひっ迫し、農協が財政再建団体に:8年で脱却する(1967年)

●下川シャンツェ開き(1970年1月)

●町有林の人工林、1,000ha達成(1972年11月)

●町民保養センター「五味温泉」オープン(1974年12月)

●国税調査で人口減少率が全道1位、全国4位に(1980年)

●湿雪で500haのカラマツが被災し、3億円の超える被害額も、森林組合がバーベキュー用の木炭とコンロのセット商品を生み出した(1964)

●ふるさと会員の募集開始(1981年6月)

●子牛の親会員の募集開始(1982年1月)

●ふるさと開発振興公社(五味温泉)の発足(1982年4月)

ふるさと2千年の森を設定し、会員の募集を開始(1982年4月)

●下川鉱山が休山に(1983年2月)

●サンル鉱業所が休山に(1986年)

●アイスキャンドルを冬まつり会場で初めて飾る(1986年2月)

中国の万里長城を参考に、下川にある不要な石を使い、石積を開始(1986年)

●町のアイスキャンドルが「NHKゆく年くる年」で放映(1987年12月)

●冬のイベントを「アイスキャンドルフェスティバル」に改称(1988年2月)

●「桜まつり」を「万里の長城祭」に改称(1988年5月)

●下川町が緑化推進運動功労自治体として総理大臣表彰を受ける(1988年6月)

●JR名寄本線廃止となり、バス転換される(1989年4月30日)

●全道市町村対抗ふるさと自慢でニューフロンティア大賞を受賞(1989年11月)

鈴木自動車耐寒専用テスト施設の誘致運動とスズキ会の発足等(1989年12月:耐寒テストは1986年より実施)

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人と森林が輝く

●国有林1,902haの払い下げ(1994年~2003年)

●フォーレスト・コミュニケーション・イン・しもかわが主催で「林業体験ツアー」始まる(1996年10月)

●産業クラスター研究会発足(1998年)

●産業クラスター研究会にて木質バイオマスエネルギーの可能性を議論(1999年)

●国有林60haの買受スタート(1999年~2004年まで)

●下川町の万里長城築城の長さが2000mで完成(2000年)

●ゴミの分別収集始まる(2000年4月)

カナダ・ケノーラ市との友好都市連携が結ばれる(2001年2月)

森林組合が「農林水産大臣賞表彰」を受ける(2001年2月)

●下川町のCorporate Identity「おいでよ。-森林と人が輝く-下川町」等が決定(2001年9月)

●名寄市との合併の検討会が設置される(2001年)

●産業クラスター研究会が、「経済・社会・環境の調和による持続可能な地域づくり」を理念に掲げる(2001年)

●地域新エネルギービジョン策定等事業採択、検討会設立(2001~2002)

下川町ふるさと開発振興公社にクラスター推進部設置(2002年4月)

FSC森林認証・木材製品のCoC認証取得(2003年9月)

●「現行合併特例法内での合併はせず」と決意表明(2004年3月)

●下川ふるさとまつりを「下川うどんまつり」に改称(2004年6月)

●町内第1号目の木質バイオマスボイラーを五味温泉に導入(2005年3月)

●アイスキャンドルミュージアム実行委員会が総理大臣賞表彰(2005年10月)

●地球温暖化対策実行計画策定、下川町森林づくり寄附条例制定(2005年)

下川町自治基本条例に「持続可能な地域社会の実現を目指す」ことを前文に位置付け(2007年)

北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会を足寄町、滝上町、美幌町、下川町で設立(2008年)

下川町バイオマスタウン構想策定(2008年)

環境モデル都市に選定(2008年7月22日)

森林づくりパートナーズ基本協定、第1号 more trees 締結(2009年)

●第2期地球温暖化対策実行計画策定(2010年)

●木質原料製造施設が完成し、国有林との共同施行団地協定が締結され、国有林との二の橋、班渓、班地区森林整備推進協定締結等、一の橋バイオビレッジ構想樹立(2010年)

環境未来都市に選定され、地域活性化総合特区に指定(2011年12月22日)

バイオマス産業都市に選定され、先進的林業機会を導入(2013年6月14日)

王子ホールディングス株式会社との「森林資源の多面的活用に関する連携協定」締結(2013年10月3日)

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SDGs

第1回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞 受賞(2017年12月26日)

●地球環境戦略研究機関/IGESと、「持続可能な開発目標(SDGs)の推進等に係る協力協定」を締結(2018年1月26日)

2030年における下川町のありたい姿策定(2018年 4月23日)

SDGs未来都市、SDGsモデル事業に選定(2018年 6月15日)

”しもかわSDGsレポート-人と自然を未来につなぐ「しもかわチャレンジ-“をIGESとハイレベル政治フォーラムにて発表(2018年 7月)

「SDGs推進における連携協定」を吉本興業㈱と締結(2018年7月2日)

下川町再生可能エネルギーロードマップ策定(2019年 3月)

●町民の普及啓発向けに「しもかわSDGsマップ」を作成(2019年 3月)

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●法政大学と「持続可能な開発目標(SDGs)推進に係る協定」を締結(2019年9月24日)

●国連アカデミック・インパクト、黒海経済協力機構主催「12th International Conference on “Energy and Climate Change” 6th Green Energy Investments Forum」にて、下川町の事例紹介(2019年10月9-11日)

●Made in下川町の新喜劇「しもかわ森喜劇」を吉本興業㈱と開催(2019年10月12日)

 ●下川町のSDGsレポート提出までの道のりを、IGESと「Shimokawa Method for Voluntary Local Reviews」としてまとめ、VLR(SDGsレポート)の先進自治体として事例を共有することで、自治体のVLR提出を促す役割を持つ自治体という立ち位置を確立(2020年4月)

下川町地域共育ビジョン策定(2020年 5月14日)

●国連アジア太平洋経済社会委員会主催「第7回持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム」(アジア太平洋地域のSDGsの取り組み状況を把握する重要なもの)に世界の自治体の代表として登壇した(市町村として唯一の参加)。会議の様子(1時間05分に登壇)(2020年 5月20日)

●国連機関を含めた協働イニシアティブ「持続可能な都市開発のためのアジア太平洋首長アカデミー」開会セッションに代表自治体として登壇(2020年11月24日)

●国連で足並みを揃え、次年度の方針を固めていく提言会である、Expert Group Meeting (EGM) のウェビナー、「Towards a new generation of Voluntary Local Reviews: Connecting VLRs and VNRs」にて登壇する3か国の中に選ばれ、日本を代表して外務省と共に事例を共有した。質疑応答がチャットで10件以上来る等、住民参加型のSDGs活用の先進事例として注目を集めた(2021年 2月23日/スペイン時間→24日深夜/日本時間)

●ハイレベル政治フォーラム(HLPF)2021年のサイドイベント、「VNR Lab 2021: Enhancing the dialogue between the Voluntary National Reviews (VNRs) and the Voluntary Local Reviews (VLRs)」のウェビナーで登壇する3か国の中に選ばれ、日本を代表して外務省と共に事例を共有(2021年 7月12日)

●下川町をロケ地とした品川ヒロシ監督の映画「リスタート」を吉本興業㈱と公開(2021年7月9日北海道先行、16日)

4コマ漫画「トマト漫才師 下川はるかエイト」でフルーツトマトを吉本興業㈱とエンタメ力で盛り上げる

●国連アジア太平洋(UNESCAP)とUCLG主催の、8th UCLG ASPAC Congress side event 「Reviewing local progress and accelerating action for the SDGs in a post-COVID world」に登壇し、SDGsをコロナ渦で推進してどのような影響があるのか、SDGsやVLRの機能について12分共有(2021年 9月7日)

●9月に開催されるHLDEの再エネ首脳会合に合わせ、SDGs7の達成を目標とするUN Energyに対して下川町のSDGs7への方針や取組、貢献度の「Energy Compact」を提出(2021年 9月18日)

●国連アジア太平洋(UNESCAP)主催の「北東アジアSDGsマルチステークホルダー・フォーラム」の自治体セッション登壇(2021年10月26日)

●国連アジア太平洋(UNESCAP)主催の「北東アジアSDGsマルチステークホルダー・フォーラム」のメインセッションに登壇(2021年10月28日)
フォーラムでの議題はAPFSD、HLPFに反映される大きな意義を持つ

●NEW! 国連機関を含めた協働イニシアティブ「持続可能な都市開発のためのアジア太平洋首長アカデミー」にてVLRの先進事例として紹介(2/22/2021)

●NEW! 東アジアにおける環境大臣会合フレームワーク「第12回 持続可能な都市に関する東アジアサミット・ハイレベルセミナー(HLS)」 セマティックセグメント[4]に登壇 (2/22/2021)

【出典】
●下川町史(第1~5巻)
●下川町. (2014). 森林未来都市 エネルギー自立と地域創造 北海道下川町のチャレンジ. 中西出版.
●原田四郎. (1998). 森は光り輝く-北海道下川町再興の記録. 牧野出版.


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