北海道でしかできない!?「下の句かるたで遊んでみよう!」【キッズスクールベーシック】
百人一首といえばちはやふるが有名ですが、北海道には下の句かるたという独自の文化があります。こんにちは、教育委員会の和田です。
下の句かるたは上の句かるたと違う点があります。
・上の句かるたは紙の札ですが、下の句かるたは木の札をとります
・上の句を読んで下の句をとるのが上の句かるた、前の札の下の句を読んでから次の下の句を読んで取るのが下の句かるた。
・書かれている文字が「変体仮名」なのが下の句かるた
などなど
普段のかるたとはちがう様子で
「なんてかいてるんだろう…?」
「よめないなぁ」
など、始まる前は不安な様子の子供たち
今回は下川町で長年下の句かるたを指導している三条先生をお呼びして教えていただきます。
さっそく、2グループに分かれて札をならべます。
これって何て読むの?
など、質問があちこちで飛び交います。
自分と相手の札の読み方を一通り覚えていざ開始!
最初の下の句を読んだら
「よろしくおねがいします!」とあいさつします。
歌うように読み札が読まれます
読まれた後は所々で、はい!と札をとる姿が
すごい集中力で、札を見つめます、真剣そのもの…!
あっという間に時間がたち、今日はこれでおしまい!
今日の感想を聞くと
「またやりたい!」
と全員手を挙げるほどの人気でした、中には「次も絶対来る!」と言っている子も…!
今回はできませんでしたが、世代間交流もできるので、また機会を見つけてさまざまな年代と経験できたらいいなと思います。