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もしも災害が起きたら?【キッズスクールアドバンス】


もしも災害が起きたらこの町で、この国でどんなことに気を付けなくてはならないのでしょう?
今回は、下川町の災害対策について学びます。

こんにちは、キッズスクールコーディネーターの平間です。

役場総務課災害担当の杉本さんのお力をお借りし、下川町の災害に関する備えを見学する災害ツアー。
まずは庁舎前で、下川町で一番起きる可能性のある災害である水害について学びます。

水害が起こったら、どのくらいまで水が来ると思う?
問いかけに、「2,3メートルでしょ!」とイイ感じの答え。
「泳いだらいいよ!」なんて言ってる子も。

でも本当?2,3メートルなら泳げるのかな?
実際にポールを見てみると、自分たちの身長よりはるか高いところまで水が来ることがわかります。

これにプラス土砂があったり泳ぐなんてとても無理です。
こんな時はどうすればいいのでしょうか?
地図で確認しながら避難場所や実際の避難は2階以上なんてこと学びます。

避難場所のスポーツセンターに向かいながら、土地のことも見てみます。
「実はスポセン側は役所庁舎側より少~し土地が高いんだよ」
「歩いているだけじゃ気づかないね」
「全体で約3メートルスポセン側の方が高い、ということはスポセン側ならさっきの3メートルの水を避けられるかもしれないね。」
「そうなんだ、、逃げるならこっち側ってことか。」
「でも、それはあくまでも役所庁舎近くで被災した場合。みんなの住んでいるところから近い避難場所も指定されているから家族とよく確認してね。」

スポセンについたら備品を確認します。
「カイロもある。これ何?銀色の…」
「それは防寒毛布だよ」
「このタンクは」
「この辺は寒いからね、もし冬に災害が起きたときのために灯油タンクもあります」

スポセンのホールでは、災害時に使うテントを立ててみました。
「簡単で子どもの力でもらくらく!」
「プライバシーが守れてイイね!」

少しキャンプのような?はしゃぎっぷり?
町にきちんと備蓄があることがわかり勉強になりましたね。


シリーズ「地域福祉交流」「プロ企画」