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今年もやります「平和を考える」代用食作りを体験しよう【キッズスクール・ベーシック】

下川町公式 note

8月になりました。昨年度からキッズスクールでは、必ず毎年行うと決めたプログラムがあります。
今年もやります、「平和を考える」プログラム。

こんにちは、キッズスクールコーディネーターの平間美海です!
昨年も行った「平和を考えるプログラム」。昨年度の記事はコチラ。

今年度は、「食、から考える平和」をキッズスクールで行いました。

今回作るのは、戦時中の主婦のレシピを参考にした「代用かまぼこ」。
かまぼこといえば、魚のすり身で作るものですが、戦時中には簡単に手に入るものではありません。
ジャガイモや小麦粉、塩を少し使ってどうにか工夫してお正月などめでたい日に備えたようです。

まずは、ジャガイモの皮むきから。普段、キッズスクールベーシックでは、刃物を使ったり火を使ったり、ということは極力避けるのですが、今回は人数が少なかったことと、比較的高学年の参加が多かったことから、皮むきや包丁で切ることにも挑戦!


猫の手を意識して切ります。じゃがいもって結構くっつくな~。

ジャガイモをゆでたらザルでつぶしていきます。
便利な漉し器はありますが、レシピ通りにザルを使います。

代用かまぼこを蒸している間に、戦争の絵本を読んだり意見交換をしました。

「戦争のイメージって?」
「人が死ぬ」
「殺し合いでしょ」
「爆弾が落ちて、町が土になるんだよ」

札幌大通公園の戦時中の写真を見せ、
「これは何をしていると思う?」
「花を植えてる」
「死んだ人を埋めてるんじゃない?」

実は、食に困った人々は、公園をつぶして畑にしたんだよ。

「え!?お花もなくしちゃったの?」
「そんなに食べるものがなかったんだ」

さらに、今もしも戦争が始まって、輸入がストップしたらどんなことが起こるだろう?

「今日使っている食材の産地を見てみよう。じゃがいもは長崎県産、小麦粉はアメリカ産、塩はメキシコ産だね。アメリカ産やメキシコ産は輸入して日本に入ってきているものだから、もしもこれらの国やこれらの国が所属する同盟と戦争が始まったら、この食品は手に入らなくなるよ」

子どもたちにとって、食品が豊かにあふれるのは当たり前かもしれません。
もしも、を想像して「こんなのはいやだ!」と思うのも、ひとつ平和について考えることだと思います。

「毎日ご飯が満足に食べられないなんていやだ」
「家族が死んじゃったらどうしよう」
「戦争って止められると思う?」
「無理だよ、子どもだもん。」
「選挙に行くといいんだよ。」
「選挙って何?」

縦割り学習の良さ、様々な学年が交わることで盛んな意見交換が自然に起きました。

ベーシック世代の子どもたちにはまだまだ戦争について考えるのはハードルが高かったり、内容によってはトラウマになってしまうかもしれません。
食から考える平和、身近なお題で戦時中も工夫したくましく生きた人々の姿と共に、食が豊富な時代に感謝して、家族で代用食を食べながら、平和について考えてもらう時間があるといいなと思います。

シリーズ「料理」

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