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どう使われているの?下川町のふるさと納税!

「ふるさと納税って、自分たちの町にどんな影響を与えているの?」
そんな疑問にお答えします。

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初めまして!下川町の大西です。
早速ですが、皆さまは「ふるさと納税制度」を知っていますか?

「名前だけは知っているよ!」という人もいらっしゃるかと思います。『応援したい地域に応援(納税)できる制度』として、全国的にもかなり浸透してきている制度です。

下川町も、地域振興・財源確保の観点から積極的な制度運用を実施しているところですが、実際に集まった寄付金が何に使われていて、町民の暮らしに影響しているのか、なかなかわかりづらい部分も多いと思います。

そこで今回は、下川町への心温まるご寄付がどのような事業に活用されているかをご紹介していきたいと思います!

寄付金の使い道

ふるさと納税は、自分が寄付したお金をどのようなことに使ってもらうかを指定することができます。自治体によって寄付できる使い道が異なり、用意された使い道の中から選ぶこととなります。

下川町では現在「7つの事業」と「用途指定なし」の計8種類の使い道の中から選択できるようになっています。

それでは、早速下川町へのふるさと納税がどのような事業に使われているかをご紹介していきます!

ふるさとづくり事業

循環型森林経営①

1つ目は、地域資源を生かした産業振興などに活用される「ふるさとづくり事業」です。

下川町は第一次産業の林業と農業が大変盛んな自治体で、林業・農業分野への補助事業なども充実しています!

下川町の特色あるふるさとづくりに共感した人が選ばれる使い道となります。

事業例として、林業者が行う機械や設備整備等の支援事業であったり、45歳未満の農業者が行う機械や設備整備等への支援事業があります!

社会福祉事業

活用事例②

2つ目は、「社会福祉事業」です。こちらは、高齢者支援や障がい者支援・子育て支援に活用されるもので、事業例として、人感センサーによる高齢者見守り事業や認定こども園の冷房設置事業などがあります。

下川町はいち早く高齢化が進み、社会福祉面での充実が求められてきています。

こちらの使い道では充実した高齢者支援や子育て支援に活用させていただき、より良い住民サービスの提供の一助とさせていただいています!

森林づくり事業

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3つ目は、下川町への寄付使い道で最も多く選ばれる「森林づくり事業」です。持続可能な森林づくりのため活用されるもので、町有林の整備事業に使われています。

下川町は循環型森林経営と呼ばれる、60年周期で樹を植える・育てる・伐るを循環させる取り組みがなされています。

詳しくはこちらをご覧ください。

循環する森林資源を維持していくためにも、充実した森林整備が必要で、こちらの使い道で集まった寄付金を活用させていただいています。

SDGs未来都市しもかわ推進事業

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4つ目は、「SDGs未来都市しもかわ推進事業」です。エネルギー自給や町民が中心となって進める地域を元気にする企画・活動に活用しています。

下川町は2017年に第1回ジャパンSDGsアワードの総理大臣賞を受賞し、2018年にはSDGs未来都市に選定されました!

SDGsという言葉が世間に広まるずっと前から持続可能な取り組みを続けてきた下川町は、SDGs未来都市に選定された後も、様々な取り組みを進めてきています。

2030年における下川町のありたい姿

事業例としては、町民が自主的にまたは主体的に取り組むSDGs要素を入れるまちづくり活動への支援事業があります。

青少年健全育成事業

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5つ目は、「青少年健全育成事業」です。主に青少年のための図書購入や健全育成に活用されます。

下川町で暮らす青少年たちが健全に、そして自分のやりたいことをやれるように、支援していくのが青少年健全育成事業です。

やりたいことを見つけるきっかけとなる図書の購入や、
やりたいことを見つけ、努力しているスポーツ少年団への支援など、
青少年に関わる事業に対して使われている使い道です!

下川町の「きょういく」についてのマガジンはこちらへ。

ジャンプ選手育成支援事業

活用事例①

6つ目は、「ジャンプ選手育成支援事業」です。下川町は世界的にも有名なスキージャンプ選手を多く輩出していて、その秘訣というのが幼少期から充実した練習環境の元、トレーニングができていることです!

下川ジャンプ少年団の活動記録はこちらから!

こちらの使い道では、指導用マイクロバス償還事業やジャンプスキー用具の購入事業に活用されています。

あけぼの園(特別養護老人ホーム)事業

指定寄付の最後となりました7つ目は、「あけぼの園(特別養護老人ホーム)事業」です。活用内容はとてもシンプルで、あけぼの園の管理及び運営に活用させていただいています。

高齢者人口が増えるにつれ、老人ホームの需要というのは高まります。
しかし、市町村の規模が小さければ小さいほど維持していくだけの財源を確保できず、サービスの規模を縮小せざるを得ない状況となります。

そのような状況で、皆様から頂く寄付というのはとても助けになり、住民サービスの維持に大きな影響を与えています!


一般寄付(使途を指定しない寄付)

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そして、「応援(寄付)はするけど、使い道は特に指定しないよ!」という人が選ぶのがこちらの『一般寄付(使途を指定しない寄付)』になります。

こちらの使い道で集まった寄付については、一般財源としてまちづくりの様々な部分に活用されています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と下川町民の生活に身近なところにもふるさと納税寄付金が活用されているということがお分かりいただけたかと思います!

最初にご紹介したようにふるさと納税制度は、

応援したい地域に応援(納税)できる制度』

として始まりました。
住んでいた地域へお世話になった気持ちを込めての寄付や、家族や知人・友人の住む地域への応援としての寄付など、その形は様々です。

下川町へご寄付いただいた人たちもきっとそのような気持ちを込めて寄付されているのではないかと思います。

皆さまから頂いた寄付は、下川町のさらなる発展と町民生活向上の一助とさせていただきますので、今後ともご理解・ご協力いただけたらと思います!

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最後に

今回の記事では、ふるさと納税の「使い道」についてご紹介させていただきました!今後も人気な返礼品のご紹介からストーリーについて、様々な記事を作成していこうと思いますのでご覧いただけると嬉しいです!

下川町へのふるさと納税は、「ふるさとチョイス」から行えるので、
今回の記事で興味が湧いた方は見てみるだけでもぜひアクセスしていただければと思います!


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