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どうも、北海道下川町です!

僭越ながら自己紹介をさせていただきます!

こんにちは!下川町の清水です。下川町の情報をリアルタイムで発信し、
町の挑戦や課題を共有しようと「リスタート」たnoteですが、

”私たちについての全体的な情報がなかったな”、
”挑戦挑戦と連呼してるけど、そこまでこだわる理由を共有してない!"

等々、お伝えしたいことがたくさんあります。
では早速、魅力たっぷりすぎる町、下川町をざっと見ていきましょう!

下川町がどんなことを発信したくて手探りながらもnoteを頑張っているのか、その決意表明についてはこちらの記事をご覧ください。

ご報告:リスタート記事公開からこの記事の公開までで100名以上のフォロワーが増えました。この場を借りてこの上ない喜びと感謝をお伝えします。

本当にありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。
皆さんが大スキです!

まさに秘境の地

下川町は、北海道の道北エリアに位置する、人口約3,200人の町です。

”小さな町だね”とよく言われるのですが、面積を見ると全然小さくありません。東京都23区とほぼ同じ面積で、約9割は森林(もり)。一見人類が住むには肩身が狭い構成に思えますが、むしろ真逆です。この話は追々。

下川町は迫りくる数々のピンチをチャンスに乗り越えてきた歴史があり、その教訓から早い段階で「持続可能な地域づくり」をめざしてきました。

道北ということもあり、下川町は度々「秘境」、「知る人ぞ知るまち」と形容されてきました。その理由は様々ですが、1つは「ついで」で行ける場所ではないからです。電車の駅もない、主要な道路にも面していない。「よしっ、行くぞ!」と意気込んで目的地を下川町にしないと来ることができない立地にあります。

だから下川町に公共交通機関で行こうとするとめちゃくちゃ遠いんです!ただでさえ遠いのに・・・。ついででは行くことのできない、本当に行きたいという想いの強い者しかたどり着けない、まさに秘境の地、しもかわです。

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ピンチをチャンスに、「しもかわイズム」

下川町は1901年に開拓されてからの100年余の間、度重なる危機的状況に陥ってきました。80年前には林業、鉱山の恩恵でイケイケに栄えた町も、1980年の国勢調査で人口減少率が一気に道内ワースト1位、全国ワースト4位に。

そんな中、これではいけない!と町民は立ち上がり、
下川町のまちおこしに注力し始めました。

1986年には日本で初めて、寒さを利用した「アイスキャンドル」、という氷でつくるランプシェイドを飾る風習をつくり、まちおこしのイベントとして毎年冬まつりで大々的に行うように。

ICMメインステージ

同時期に、旅行で中国に行った役場職員はビビッ!とアイディアが湧いてきて、下川町の農地等から出てきたムダな石を活用し、「ミニ版」万里長城を造り上げる手づくり観光資源として石積を始めました。

※下川にある全長2,000mの「万里長城」は、中国札幌総領事から名称利用の許可を得ており、本家中国も認める「万里長城@日本版」なのです。

万里長城+ふるさと交流会館

この時代の皆さんの町のために絞り出すアイディアと活気、圧倒されます。この心意気こそが、私たちが代々受け継がれ、大事にしている「しもかわイズム」なのです。

その他にこれでもかというほどに大火災や冷害、台風に邪魔され、極めつけは平成の大合併。住民アンケートでこれもまた危機を乗り越え、下川町として地図に名を残すことになりました。

そして現在も「しもかわイズム」あふれる挑戦が!
町民の挑戦を応援する「森の寺子屋」という勉強会を開くという新たな挑戦をしています。

興味のある方は森の寺子屋のマガジンへGO!

「しもかわイズム」で挑戦し続け、常に面白いことであふれているまち、しもかわの基本的な情報はこちらで紹介しています!

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森林と人が輝くまち

下川町は「しもかわイズム」を受け継いだ面白い人の宝庫でありますが、森林もまた、私たちが受け継いできた下川町たらしめる大事な要素です。

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元々林業が町の大きな産業だった下川町は、国産の木材の需要がなくなってらも、「ご先祖様が大事に残してくれたこの森林を、私たちも大事に次の世代に残していく義務がある」という共通認識の元、下川町の面積の約90%を占める森林を大事にしてきました。

森林を大事にするという理念の元、町の政策も変えられ、林業、加工、出荷の全部を町内で手塩にかけて行うことができる、森林と人が輝くまちというブランドが生まれました。

循環型森林経営:
50haの木を植え、60年サイクルで育て、切り倒していく仕組み
毎年50ヘクタールの造林×60年伐期
下川町HP

森林への想いに賛同する方も多く移住するようになり、森林組合さん、アロマ調合師さん、木工作家さん等々、下川の森林が大好きな人が集まっています。役場には森林づくり専門員がいるほど、ガチで森林を愛してる町です。

そのため、人が住むには肩身が狭いなんてとんでもない!むしろたくさんの恩恵を受け、その恩恵を代々引き継げるように大切にしています。
我々は、「森林と共に生きている」のです

今回はさらっと町と森林の関係をご紹介しましたが、下川町の森林、特に林業・林産業の素晴らしさをもっと知りたい方はこちらに飛んでください。すごくわかりやすくまとまっているのでイチオシです!

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サステナブルを追い続け、SDGs先進自治体

さあ、ここは私の専門分野(大学時代4年間追い続けてきた故)なので、あまり長ったらしくアツイ想いを書き綴らないように注意ですが、下川町はSDGsに世界的にもいち早く取り組んでいたりします!

2015年に「たった一つしかない地球で私たちや未来の世代が豊かに暮らせるため」にSDGsが策定されました。下川町の考え方がSDGsと重なったため、SDGsをまちづくりに取り入れることがすんなりと決まりました。

経済・社会・環境の調和による持続可能な地域づくり
産業クラスター研究会(2001年)

「持続可能な地域社会の実現を目指す」ことを前文に位置付け
ー下川町自治基本条例(2007年)

それを受け、下川町は今までの取組である循環型森林経営と、市街地から少し離れた一の橋という地区の高齢化、産業の対策として掲げた一の橋バイオビレッジ構想ジャパンSDGsアワードで大賞に輝きました。

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下川町がそのあとにやったことは、SDGsをツールとして”うまく使う”ということです。うまく使うための計画からSDGs未来都市にも選ばれたので、このあたりで「SDGsの町、下川町!」、と道北の小さな町の認知度が爆上がりしていきます。その計画で生まれたのが、下川版SDGs。わたしたち、

下川町お手製のSDGsをつくっちゃいました☆

ありたい姿

現在、この下川版SDGs、もとい、「2030年における下川町のありたい姿」は町の総合計画の将来像に位置付けられており、町の政策、事業も「ありたい姿」の実現のための打ち手となっています。つまり、

2030年までに下川町のありたい姿、SDGs達成に向けて、
日々頑張っております!

でも、うまくいかないことが多いこと!そんな挑戦への苦労話やうまくいった時の喜びを今後noteで共有できたらと思います。

下川町 x SDGsについて、どこよりも詳しくまとまっている記事がこちら!

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SDGsの取り組み例:地域で"共に育てる"

下川町は政策全てがSDGs達成に貢献していますが、しもかイズムでお話した森の寺子屋は「ありたい姿」の目標1「みんなで挑戦しつづけるまち」の達成に貢献しています。

そしてこの度、目標7「子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまち」を策定することで、より子どもや未来世代にフォーカスを当てよう!と考えられるように。

そこで、目標7を具体化するために、新たなビジョン、「下川町地域共育ビジョン」が策定されました!地域 x 家庭 x 学校の三者で子どもたちのためにどのような環境を作っていくべきかを話し合い、今はその実行段階にいます。

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子どもたちのスキを応援したり、クラブ活動を充実化させたりと、あくなき挑戦が続いているので、乞うご期待ください!

共育に関するマガジン、自己紹介記事はこちらです↓↓↓

Coming Soon!

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SDGsの取り組み例:人を通じた町の活性化

ありたい姿を見てわかる通り、下川町は人を大事にしているまちです!
そのため、人を中心に据えてまちを活性化していく精鋭部隊があり、主に3つのサポートを行っています。

1:移住のサポート
2:求人・求職者のサポート
3:起業を目指す人のサポート

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移住相談の総合窓口として移住前の悩みから、家や仕事(就職から起業まで)に関する紹介までワンストップで引き受けています。精鋭部隊は誰よりも親身!清水イチオシのメンバーです。

noteでは、離れた場所からでもリアルな下川のことを知る&関わることができるオンラインコミュニティ「ベアラボ」を運営しています。
その理由についてのnoteはこちら!

★「ベアラボ」こんな人におすすめ★
*人口の少ない地域に対して地域課題を起業の種に考えている方
*下川町を応援したい!移住以外の形で関わりたい方

オンラインコミュニティ「ベアラボ」へ参加したい方は、下記のどちらかにご参加くださいね!

▼Completeプラン
下川の地域課題や、取り組みをWEB&郵送でお届け。
参加者限定オンラインMTG・「今月の下川町」をまとめた手作り新聞発行&郵送も毎月行っています。
※不定期で、下川を感じることができる季節ごとの送り物も!?

▼Lightプラン
郵送ではなくWEB版で情報お届けしますが、Completeプランと得られる情報&参加できるMTG等は同じです。月4本以上読むならプラン加入がお得。

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K点超えのまち

下川町は、ウィンタースポーツが盛んです。特に「スキージャンプの聖地」と呼ばれるほどスキージャンパーを数多く輩出し、レジェンドの葛西紀明選手をはじめとする7名がオリンピックに出場しています。

応援旗世界選手権2007

下川町のスキージャンプ展示場にはアジア大会・世界ジュニア選手権・世界選手権等のメダルがずらっと飾ってあり、
                  あれ?メダルってこんな普通に見れるんだっけ?
と違和感を覚えるほどです。

町にはジャンプ台が4つもありますが、スキー場と町の近いこと!すぐそこにジャンプ台があり、2歳からジャンプを始める子がいるように、下川町民にとってスキージャンプという競技がいかに身近かがわかります。

下川ジャンプ少年団未来のメダリストを手厚く育成していることもまた、リンピアンを数多く輩出している秘訣です。彼らが常に高み、K点超えを目指して世界中で活躍しているため、町民も刺激を受けています。

伊藤 (1)

彼らの活動や実績、そして何より応援は下川ジャンプ少年団のオフィシャルサイトからお願いします!また、下川町にお越しの際は、スキージャンプ展示場(公民館一階)や、ジャンプ台にも足をお運びください。

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しもかわと繋がろう!

、といところだけど、下川町は遠すぎる・・・と思っていても大丈夫です!離れていても下川町と繋がれる方法はたくさんあります。

下川町の想いを皆さんに、皆さんの想いを下川町に、伝えていく手段をざっとラインアップ!

下川町とつがる方法をベアラボの方でアップデートしたので、こっちの方がお役に立てるかも!?です!

ふるさと納税やっています!

下川町では森林と人が輝くまちを目指している通り、いただいた「寄附金」は森林づくりやSDGs、人(高齢者、ジャンプ少年団等)に充て、大切に使わせていただいております。そんな皆さんの想いに応えられるよう、想いが詰まった返礼品ばかりです!

肉!海鮮!のような巷で人気なジャンルの返礼品は少ないですが、下川らしい一捻りあるような返礼品がたくさんあります。
中には3度見するくらいインパクトの強い返礼品も。空気とか!

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SNSもやっています!

下川町と繋がれるツールはnoteだけではありません。下川町の情報は以下より楽しく発信しています!

Instagram
下川町でこんなことがありましたよ!をリアルタイムで発信します。映え下川を求めている方はこちらがおすすめ~

Twitter
イベント告知、移住サポート、ふるさと納税、自慢話、etc...
ざっくばらんな内容を勝手に皆さんにつぶやきます。noteの更新もこちらから発信させていただきます。最も高頻度で更新するSNSかもしれません。

Account Coming Soon!

LINE
町民向けの情報発信をします。今まで自宅備え付けのIP端末からしか得られなかった情報が、いつでも、どこでも、スマホから!ということです。
移住したてや移住検討中の方は是非とも下川町と友達になりましょう!

ダウンロード
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さあ、新たな挑戦へ

ここまざっとご紹介しましたが、下川町は魅力がありすぎて本当に記事だけではお伝えしきれないほどの素晴らしさであふれているまちなので、「いいな、気になるな」と思ったら是非ともお越しくださいませ。大歓迎です。

実体験に勝るものはありませんが、その中でも、私の思う下川町のいいところは課題と挑戦が盛りだくさんなところだと感じていて、遠くにいる皆さんと繋がれるために、

今、下川町が何をやっていて、どこを目指しているのか

だったらご紹介できるかな?そしてあわよくば、下川大好き応援隊(自称)仲間や、下川大好き度合を増やせるかな?ということで、これから下川町のリアルをまるっとお伝えしていきます。

さあ、下川町の課題と挑戦盛りだくさんの世界へ!一緒に頭を悩ませながら「下川町のありたい姿」に向けて突っ走っていきましょう。

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